まあ、言おうか言うまいかと思ってましたが、今回の事件の件。
産業廃棄物の横流し、産廃の廃棄は委託者がマニフェストを発行し、中間処理業者、最終処分業者の処理が終わったら、委託者に票が返却される仕組み。その際に、B票以下の返却が滞れば、委託者が県知事に報告する義務がある。
今回の件は、そのマニフェストも虚偽の内容を記載していたので気づくことができなかった、と委託者には非がないように聞こえるが…。
lennonの見立ては少々違う。
今回の事件の産廃業者との契約はおよそ10年前かららしい。何故か?
これは想像の域を出ないが、製造業の購買担当として産廃契約をした経験から言わせてもらうと、おそらく今回の産廃業者の提出した見積もりは他社より安価なものだったに違いない。購買担当として、コストダウンの一つとして仕入先の変更は至極当然だ。しかも、処理費用は原価の内訳ではこの上なく高い。(正しく処理していれば、当然かかる費用ですが。)
しかし、産廃処理費用をもらって、食品として安価に横流しで、ダブルで儲けようとは…、断じて許せるものではありません。
そして、痛ましいバス事故。こちらも本当の犯人は…国ではないかと考える。過去に行われた規制緩和の件である。これは別にバスだけではない…自動車運送業的に考えて、同様なことが起こっている。しかも、免許の問題…昔の普通免許は中型が運転できたが、最近の普通免許では中型は運転できず、限定解除も年数が必要となる天下の悪法。もしかしたら、電力小売自由化も将来問題を引き起こす一因となるのかもしれない。
安易で稚拙な法改正で被害を被る業界、社会、何の罪もない若者たち。
まあ、正しい法改正による根本解決が必要ですな。
そうしない限り、安いものには飛びつけないのです。
今回はちょっと真面目でした。lennonどうした?
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posted by lennon at 00:00| 愛知 ☀|
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