2014年08月14日

lennon、計算機を修理する。

月曜日(8/11)に会社で会計の検算をしようとして、普段使用している計算機を机の引き出しから出して計算していたのですが、何かおかしい…。

打ち間違えてないのに、計算結果が…合わないがく〜(落胆した顔)

クリアキーを押して、再度計算しかけると、百の位の液晶表示が”8”を押しても”7”になってしまうことが判明!

IMG_0445.JPG

こんな状態です。さすがにこれでは仕事にならないので、携帯している計算機に切り替えたのですが、小さくて押しにくいため、あまりにパフォーマンスが悪く、それならとその場はiPod touchで凌ぎました。

翌日からちょうど盆休みに入るし、持ち帰って自分で修理しよう!と、昔からのDIY精神というのか持ち前の修理魂がメラメラと沸き上がってきて、一緒に帰宅することに。

lennonは過去にも何度か書きましたが、会社の機械制御から建屋、PC関係まで何度も修理してきました。修理する勘がいいというのか何というのか、結構直してますわーい(嬉しい顔)

液晶部分はそのまま指で押してみましたが、表示に変化なし。せっかく慣れたキータッチだし、駄目元で分解しました。

IMG_0450.JPG IMG_0451.JPG

まずは本体裏の5ヶ所のネジを精密ドライバーで外して、裏蓋を精密ドライバーのマイナスで樹脂の爪を割らないように隙間に押し込んで、てこの原理でこじ開けます。次に液晶表示側の2ヶ所のネジを外して、同じように樹脂カバーを外すと全体が見れるようになりました。ここまで至極簡単。

IMG_0452.JPG

この写真では分かりにくいですが、基盤と液晶表示を繋ぐフィルムケーブル部のある部分を押さえると表示が復活することが判明。(この写真、人差し指でフィルムケーブル部分を押さえてますわーい(嬉しい顔)。)

IMG_0453.JPG

もう少しバラしました。こちらの方が分かりやすいですよね。押さえる場所を変えていくと液晶が流れ込む箇所が見つかります。

ここが分かったら、おそらく直せますパンチ

一人作業なので、写真が撮影できませんでしたが、アイロンで押えの甘いフィルムケーブル部分を押さえて接着?(アイロン法)し修理しました。ちなみに普通に日頃からlennonが使用しているアイロンです。コンセントに差してから2分位?(そんなに温度上がってないと思います。)で、アイロンの先っちょを狙った箇所に撫でるように当てました。フィルムケーブル部分の長さが30〜40mmしかないので、そうするしかやりようがないですが。

そして、表示を確認すると…、直った!手(チョキ)

この瞬間、たまらないですよね!

IMG_0457.JPG

こうして、無事に修理完了ですパンチ

ただし、一つ問題ががく〜(落胆した顔)

嬉しくて、慌てて裏側のカバーを閉めようとして、ネジが絨毯の上に散乱がく〜(落胆した顔)

ネジを探すのが、修理以上に時間が掛かりました。ベージュの色でネジがカモフラージュされてた!最後は超強力磁石のお出ましですもうやだ〜(悲しい顔)

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ネジが細いので、こういうのお勧めです。(写真はたまたま昔から部屋にあった超強力磁石。)

また一つ、lennonの修理レジェンドが生まれました。(大袈裟な!ちなみに今回は正味30分。お盆休みの目標の一つが瞬く間に解消しました…。)

最後に、液晶表示のアイロン法など、参考にしたブログ記事はこちら↓

・《DIY》カシオの目覚まし時計「DQー750J」の液晶が欠けてしまったので分解修理しました。
・CASIO電卓液晶不良修復


posted by lennon at 00:00| 愛知 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ〜

修理したんですね〜凄いなあ〜

ジジなら、即買い替え!です〜
Posted by ジジ at 2014年08月14日 00:36
直りました!アイロンの温度を最弱にして浮いていたフィルムケーブルを圧着しました。有用な情報をありがとうございます。
Posted by tobita at 2015年12月31日 14:16
tobitaさん、こんにちは!

上手くいったようですね!素晴らしいです。

結構な方がネット検索でこちらに来られてますので、液晶修理の需要がありそうです!

blog記事の内容がお役に立てて、lennonも嬉しいです。
Posted by lennon at 2016年01月01日 10:16
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