打ち間違えてないのに、計算結果が…合わない。
キーを押して、再度計算しかけると、百の位の液晶表示が”8”を押しても”7”になってしまうことが判明!
こんな状態です。さすがにこれでは仕事にならないので、携帯している計算機に切り替えたのですが、小さくて押しにくいため、あまりにパフォーマンスが悪く、それならとその場はiPod touchで凌ぎました。
翌日からちょうど盆休みに入るし、持ち帰って自分で修理しよう!と、昔からのDIY精神というのか持ち前の修理魂がメラメラと沸き上がってきて、一緒に帰宅することに。
lennonは過去にも何度か書きましたが、会社の機械制御から建屋、PC関係まで何度も修理してきました。修理する勘がいいというのか何というのか、結構直してます。
液晶部分はそのまま指で押してみましたが、表示に変化なし。せっかく慣れたキータッチだし、駄目元で分解しました。
まずは本体裏の5ヶ所のネジを精密ドライバーで外して、裏蓋を精密ドライバーのマイナスで樹脂の爪を割らないように隙間に押し込んで、てこの原理でこじ開けます。次に液晶表示側の2ヶ所のネジを外して、同じように樹脂カバーを外すと全体が見れるようになりました。ここまで至極簡単。
この写真では分かりにくいですが、基盤と液晶表示を繋ぐフィルムケーブル部のある部分を押さえると表示が復活することが判明。(この写真、人差し指でフィルムケーブル部分を押さえてます。)
もう少しバラしました。こちらの方が分かりやすいですよね。押さえる場所を変えていくと液晶が流れ込む箇所が見つかります。
ここが分かったら、おそらく直せます。
一人作業なので、写真が撮影できませんでしたが、アイロンで押えの甘いフィルムケーブル部分を押さえて接着?(アイロン法)し修理しました。ちなみに普通に日頃からlennonが使用しているアイロンです。コンセントに差してから2分位?(そんなに温度上がってないと思います。)で、アイロンの先っちょを狙った箇所に撫でるように当てました。フィルムケーブル部分の長さが30〜40mmしかないので、そうするしかやりようがないですが。
そして、表示を確認すると…、直った!
この瞬間、たまらないですよね!
こうして、無事に修理完了です。
ただし、一つ問題が!
嬉しくて、慌てて裏側のカバーを閉めようとして、ネジが絨毯の上に散乱。
ネジを探すのが、修理以上に時間が掛かりました。ベージュの色でネジがカモフラージュされてた!最後は超強力磁石のお出ましです。
ネジが細いので、こういうのお勧めです。(写真はたまたま昔から部屋にあった超強力磁石。)
また一つ、lennonの修理レジェンドが生まれました。(大袈裟な!ちなみに今回は正味30分。お盆休みの目標の一つが瞬く間に解消しました…。)
最後に、液晶表示のアイロン法など、参考にしたブログ記事はこちら↓
・《DIY》カシオの目覚まし時計「DQー750J」の液晶が欠けてしまったので分解修理しました。
・CASIO電卓液晶不良修復
修理したんですね〜凄いなあ〜
ジジなら、即買い替え!です〜
上手くいったようですね!素晴らしいです。
結構な方がネット検索でこちらに来られてますので、液晶修理の需要がありそうです!
blog記事の内容がお役に立てて、lennonも嬉しいです。